黒味噌ラーメン発祥の店。細麺、辛めの味噌味スープ、チャーシューは硬め。 (三平ラーメン)
「フタバから遠く離れて」@オーディトリウム渋谷(10月27日観了)

震災直後、双葉町の避難所を中心に作成されたドキュメンタリー映画。
福島第一原発が立地する双葉町は、埼玉県に町ごと避難をした。
徐々に国への不信を募らせ、思いが変化して行く井戸川町長。
都内で反原発デモを行うが、「何かが変わるとは思っていない」と話す町民。
それを拍手で迎える政治家たち。
原発立地町村の定例会では、町長が力強く演説する。しかし、最前列に席を用意された政治家たちは、挨拶だけ済ませてすでに姿は無い。
現在も福島と埼玉で分断されてしまった双葉町のこれまでが、非常に印象深いシーンとともに記録されている。
(11月15日:追記)
11月13日から始まった、朝日新聞「プロメテウスの罠 『飛び出した町』」ではついに双葉町の取材が取り上げられている。
井戸川町長含め、双葉町の職員、町民の方々がどのように動いたのか。
(12月17日:追記)
プロメテウスを読み終えてから…と思って下書きにしていたけれど、毎朝新聞を読む忍耐力は僕にはありませんでした。
「希望の国」@新宿ピカデリー(10月24日観了)

福島第一原発事故から後、再び大地震が発生。
長島町(架空の町)で原発事故が起きる。
自宅が避難区域に指定され、両親を残して避難する時の、息子の姿。村上淳さんの演技に涙した。
夏八木勲さん演じる父親役が、とても男らしくて好き。ガッシリとした体格のせいか、ピシッと背筋をただして堂々と生きる様が印象的。
後半、認知症の奥さん(大谷直子さん)とキスを交わすシーンが美しかった。
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この作品の中には3つの愛の形が出てくる。
長年連れ添った熟年夫婦の愛。
初めての子を授かった若い夫婦の愛。
若い恋人の愛。
地震・津波の天災に加え、行政によってひかれる「線」に翻弄される人々。
それぞれの愛は、右も左も分からない状況の中で、各々の着地地点を見つけて行く。
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映画館に行く前に、NHK(ETV特集)で園子温監督の制作ドキュメンタリーを観た。
震災直後から現地に入り、映画にできることを模索して取材を続けた監督。
「最後はバッドエンドにしようと決めていた。そうでなければフクシマが抱える問題が終わってないことを伝えられないから」
先日、南相馬市で出会った高校生も、まったく同じことを言っていた。
監督の思いは、現地で暮らす人の思いに近いものだったと言えるのかもしれない。
観るのにもの凄くエネルギーを要したので、DVDで観る事ができないかもしれない。それ程強い力を持った映画だったと感じました。
まずは何かを正確に数えなくてはならなかった。
草が何本あったかでもいい。全部、数えろ。
花が、例えば花が、桜の花びらが何枚あったか。
涙が何滴落ちたか、その数を調べろ。
今度またきっとここに来るよという小学校の張り紙の、
その今度とは、今から何日目かを数えねばならない。
その日はいつ、正確に数えろ。もしくは誰かが伝えていけ。
―自分を数えろ。お前がまず一人だと。
「膨大な数」という大雑把な死とか涙、苦しみを数値に表せないとしたら、何のための「文学」だろう。
季節の中に埋もれてゆくものは数えあげることが出来ないと、政治が泣き言を言うのなら、芸術がやれ。
一つでも正確な「一つ」を数えてみろ。
| — | 園子温 監督:「数」 |






